レズビアン 用語って、知らないままだと会話や記事が急に難しく感じますよね。この記事では、初心者さんが「まずここだけ押さえればOK」という基本用語を、できるだけシンプルにまとめます。
※用語は便利ですが、人を決めつけるためのものではありません。自分と相手の安心のための“地図”として使ってください。
Nanairo Candyのおすすめ:まず読んでほしい内部リンク3本(入口)
「いまの自分に近いテーマ」から読めるように、入口を3つ置きます(どれも3分〜で読めます)。
最初に:混乱しやすい3つ(性的指向・性自認・性表現)
レズビアン用語で混乱しやすいのは、「好きになる性(性的指向)」と「自分の性(性自認)」が混ざってしまうことです。まずは次の3つに分けると理解が楽になります。性の要素を分けて整理する考え方は、東京レインボープライドの解説がわかりやすいです。(https://tokyorainbowpride.org/learn/lgbtq/)
- 性的指向(Sexual Orientation):どんな性別の人を好きになるか/ならないか
- 性自認(Gender Identity):自分をどの性別だと感じているか
- 性表現(Gender Expression):服装や言葉づかいなど外側の表現
また近年は、特定の少数者だけの話ではなく「すべての人が持つ属性」としてSOGI(性的指向・性自認)という整理の仕方も広まっています。連合の解説も参考になります。
(https://www.jtuc-rengo.or.jp/activity/gender/lgbtsogi/)
基本のレズビアン用語(初心者向け・しっかり解説)
1)レズビアン
一般に「女性として生きる人が、女性に恋愛感情や性的魅力を感じる」ことを指す言葉として使われます。気づくタイミングは人それぞれで、早い人もいれば、時間をかけて理解していく人もいます。
(https://tokyorainbowpride.org/learn/lgbtq/)
2)LGBTQ(LGBTQ+)
LGBTQ+は、Lesbian(レズビアン)、Gay(ゲイ)、Bisexual(バイセクシュアル)、Transgender(トランスジェンダー)、Queer/Questioning(クィア/クエスチョニング)などの頭文字を取った総称です。「+」は、さらに多様な性のあり方を含める意味で使われます。
(https://tokyorainbowpride.org/learn/lgbtq/)
3)セクシュアリティ/性的指向
「誰を好きになるか(惹かれるか/惹かれないか)」という方向性のことです。性的指向(sexual orientation)は、性自認とは別の要素として説明されています。
(https://www.hrc.org/resources/sexual-orientation-and-gender-identity-terminology-and-definitions)
4)ジェンダーアイデンティティ(性自認)
「自分をどの性別だと感じているか」という内側の感覚です。出生時に割り当てられた性別と同じ人もいれば、異なる人もいます。性自認の考え方は、東京レインボープライドの整理が参考になります。
(https://tokyorainbowpride.org/learn/lgbtq/)
5)トランスジェンダー/シスジェンダー
トランスジェンダーは、性自認や性表現が出生時に割り当てられた性別に基づく社会的な期待と異なる人々を含む概念として説明されています。また重要なのは、トランスジェンダーはセクシュアリティ(誰を好きになるか)とは別という点です。
シスジェンダーは、出生時に割り当てられた性別と性自認が一致する人を指す言葉として使われます。
6)カミングアウト
自分の性的指向や性自認を、周囲の人に伝えることです。大切なのは、カミングアウトは義務ではないこと。安全や生活が守れる範囲で、信頼できる相手から自分のペースで進めるのが基本です。
7)アライ(Ally)
LGBTQ+当事者の人を理解し、支援しようとする「味方/同盟者」を指す言葉です。性のあり方そのものではなく「支える姿勢」を表します。
レズビアン界隈でよく出る用語:フェム/ボイ/中性(スタイル)
オフ会やイベント、出会いの場でよく出るのが、見た目や雰囲気のスタイル分類です。代表的なのがフェム・中性・ボイ。ただし、これは“ざっくりした目安”で、きれいに分類できない人も多いです。ほとんどが分かりにくいと感じます。
フェム(Femme)
「女性らしい見た目・雰囲気」のスタイルを指す言い方です。メイクを楽しむ人が多い、レディースファッションを幅広く着る人が多い、綺麗系、可愛い系まイメージです。
ボーイッシュ(通称:ボイ)
少年っぽい/男性っぽい雰囲気のスタイルを指す言い方です。「トランスジェンダーのように身体を男性に変えたいという意味ではなく、女性のまま恋愛対象が女性」結構アクティブな素朴な男の子みたいな人が多いイメージはあります。
中性
フェムとボイの中間のように感じられる、ユニセックス寄りの雰囲気を指す言い方です。「綺麗目な男性アイドル」「見た目は女性なクールな人」のようなに一見分かりにくいです。
大事な注意:決めつけない(個人差が大きい)
フェム/ボイ/中性は便利な言葉ですが、やはり個人差が大きいため、髪型やメイクだけで断言できません。自分の認識と相手の認識がズレることも多いに普通にあります。相手を尊重し理解を深めましょう。
第2部:とわの想い(用語より大切なこと)
用語を知ることは大切です。でも、本当に大事なことは、もっとシンプルです。
「そんなカテゴライズされた言葉なんかにとらわれず、地球人として、人として自分の気持ちに真っ直ぐに相手を愛せばいい。」
私はそう思っています。
もし今、自分のセクシュアリティに悩んでいるなら
言葉を知ることよりも大切なことがあります。それは、自分の気持ちに正直になることです。「女性が好き」という感情に、罪悪感を持つ必要はありません。「男性が怖い」という感情も、ごく自然なことかもしれません。
社会が作った「普通」にとらわれず、あなたの心の声を聞いてください。
もし今、LGBTQの人を理解しようとしているなら
用語を完璧に覚える必要はありません。大切なのは、その人の気持ちを尊重することです。相手を「カテゴリー」として見るのではなく、「一人の人間」として見つめることです。
もし今、自分らしく生きることが怖いなら
一歩一歩で大丈夫です。あなたのペースで、信頼できる人から始めてください。世界には、あなたを理解し、サポートしてくれる人がいます。
最後に
セクシュアリティやジェンダーは、あなたの人生の一部に過ぎません。もっと大切なのは、あなたがどう生きたいか、誰を愛したいかという、その気持ちそのものです。
言葉にとらわれず、自分の心に真っ直ぐに生きてください。
参考リンク(出典)
- 性の要素分解(性的指向・性自認・性表現)など:東京レインボープライド [Source](https://tokyorainbowpride.org/learn/lgbtq/)
- SO/GIの定義:HRC [Source](https://www.hrc.org/resources/sexual-orientation-and-gender-identity-terminology-and-definitions)
次に読む(迷ったらここから)
気持ちが整理しやすい順に、入口を3つ置きました。今のあなたに近いものからどうぞ。
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「これって恋?それとも憧れ?」を言葉にして、モヤモヤを減らすための入口。
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